春と秋がなくなる?!地球温暖化の影響で起こりうることとは…

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近年暑い日がどんどん長引き、私が住む北海道では11月にも関わらず春のような暖かさを感じる日が増えました。

このままの調子でいくといつか春と秋が無くなるのではないかと懸念しています。

このような現象が起こるのは、地球温暖化による影響が大きいと考えられています。

今回は私たちの暮らしにも密接している「地球温暖化」についてお話していきます。

 


地球温暖化とは


二酸化炭素やメタンなどの「温室効果ガス」が大気中に放出され、地球全体の平均気温が上昇している現象のことです。

 


地球温暖化で起こる現象


①気候の変動


寒い地域が暖かくなり、暖かい地域はさらに暑くなることが予想されています。

南極などの氷が溶けて海が広がることで、雲のでき方や風の吹き方などが変わり、大雨や洪水、台風の増加、反対に雨や雪が少なくなる場所や、砂漠になる場所が増えるとも言われています。

また落雷の回数も増えると言われており、山火事のリスクが高まっています。

 


②海水の増加による陸地の減少


温暖化により南極や北極などの氷や氷河が溶け、海水が増加します。

すると海の水位が上がり、低い場所にある土地や小さな島などが海に沈む可能性も。

実際に南太平洋にあるキリバスやツバルといった小さな島国は、国ごと沈んでしまうことが懸念されています。

 


③動植物の減少


氷の上や冷たい海で暮らしていた動物たちのすみかが奪われ、実際にホッキョクグマは住む場所やエサが少なくなりその数が減少しています。

 


④伝染病の増加


気温が上がる場所が増えることで、アフリカなどの暑い地域で生息していた生物の生息域が広がり、その地域で発生していた伝染病にかかるリスクが高まります。

例えば蚊が媒介して感染する「マラリア」などの病気に感染する心配があります。

 


⑤食料不足


気候変動による降雨量の減少や、台風や洪水の増加で、田んぼや畑が大きなダメージを受ける可能性があります。

それが原因でお米や野菜などの農作物の収量が減少することが考えられます。

また生物の暮らす環境の変化により、肉や魚などをとれる量が減少する可能性も。

 

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このように、温暖化が進むと私たちの暮らしに大きな影響を及ぼします。

こまめに節電をする、なるべく公共交通機関を使うなど、私たちにできることを少しずつ実践していきましょう。