あなたの平熱は何度ですか?
健康的な人の平熱は36.5~37.1℃と言われていますが、今日本では36℃以下の「低体温」の人が増えているとか。
実は「低体温」になると、病気やがんを発症する可能性が高くなります。
そこで今回は、体温を上げると起こる身体に良い影響をご紹介します。
自分の生活習慣を振り返るきっかけにしてみてください。
体温をあげるメリット
①免疫力がUPする
36.5℃~37.1℃の体温を保てると、免疫細胞の働きが活発になって免疫力があがります。
そこから体温が1℃上がると最大5倍~6倍も免疫力が上がり、逆に1℃下がると免疫力が30%下がると言われています。
免疫力が30%低下すれば、なんと1日に1500個近くのがん細胞が増殖していく可能性もあります。
②血行が良くなる
血液は私たちの体を構成する約60兆個もの細胞に酸素と栄養を送り届けています。
血液循環が良くなることで身体全体に酸素と栄養が充分に行きわたり、細胞も活発に働くことができます。
また脳の血行が良くなることで記憶力低下や認知症の予防に、そして肩こりの改善にもつながります。
③ 基礎代謝が上がり太りにくい体に
体温が上がると、基礎代謝が上がりエネルギー消費量が増えるため太りにくく、内臓脂肪の解消につながりメタボ対策になると言われています。
また、むくみの改善も期待できます。
ちなみに体温が1度上がると、基礎代謝が10~13%程もアップするとの報告もされています。
④睡眠の質が良くなる
平熱が高いと体温の変化が少なく、睡眠中も安定した体温を保つことで、より質の高い睡眠が得られます。
他にも腸のぜん動運動が活発になることで便秘や大腸がんの予防に、そして骨粗しょう症の予防にもなるなど、体温を上げることでたくさんのメリットがあります。
しかし体温を上げたくても何をすれば良いのか分からない方も多いと思います。
そこで、次回は体温を上げる具体的な方法をご紹介します。
体温を上げて健康的な身体を手に入れましょう。