あなたも間違えてない?!使うと恥ずかしい敬語14選!vol.2

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会社やバイト先など敬語を使う場面はたくさんあります。

しかし普段何気なく使っている敬語がもしかしたら間違っていることも…

前回に引き続き、そんな間違いやすい敬語8選をご紹介します。

今回はメール上で気をつけたい敬語を中心に取り上げています。

 


①(してもらう時に)~して頂く
漢字の「頂く」は食べる(飲む)、物を貰う時に使用。

ひらがなの「いただく」はしてもらうという意味で使用。

→「~していただく」

 


②(依頼する時に)~して下さい
漢字の「下さい」は物が欲しい時に使用。

ひらがなの「ください」は何かをしてほしい時に使用。

→「~してください」

 


③お願い致します
漢字の「致す」は「そこまで到達するようにする、至らせる」という意味を持つ動詞。

ひらがなの「いたす」は「する」の謙譲語の補助動詞

→お願いいたします

 


④メールで「御社」と書く
「御社」は話し言葉、「貴社」は書き言葉。

親しい間柄の場合は「御社」でも問題ありません。

 


⑤わが社

わが社は社内向けに使う言葉なので、社外へのメールには不適切です。

目上の方や取引先には謙譲語である「弊社」を使うのが一般的で、相手との関係性に応じて丁寧語の「当社」を使うこともあります。

 


⑥~各位様、~部長様、〇〇株式会社御中 〇〇様

各位には「皆さま」という意味があり、すでに敬語の意味を含んでいるため「様」は不要です。

また、同様に役職にも敬語の意味を含んでいるため「様」は不要。

御中は宛名が個人でないときに使う言葉なので、会社や部署に宛てたメールにしか使いません。

→「~各位」「~部長 〇〇様」「〇〇株式会社 〇〇部御中」

 


⑦~になります
「~になります」は「変化して別物になる」の意味で使われる言葉。

「お手洗いは右手になります。」「資料になります。」

→「お手洗いは右でございます。」「資料でございます。」

 


⑧~ればと思います
「れば」は条件表現なので目上の人に対して使うのは失礼。

「事務所まで起こしいただければと思います。」

→「事務所までお越しいただきたく存じます。」

    「事務所までお越しいただけますか」

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以上、間違いやすい敬語8選をご紹介しました。

話し言葉か書き言葉で敬語の表現が変わるのは驚きですね。

正しい敬語を一度に覚えるのは難しいので、少しずつ覚えて使ってみてください。